図書館マーケティング 34
参考資料 日経MJ「ヒットを狙え」 「ピノ」 ピノはアイスクリームです。1箱100円で小さなチョコアイスが6個入っています。 アイスにはピックが付いていて、アイスをピッと刺して、ぱくっと一口で食べます。100円にしては濃厚なアイスが口の中で溶け出し、幸せな一瞬をかみ締めることが出来るのです。このピノに、今度ストロベリー味が出来ました。苺の粒々とピンク色のストロベリーアイスが、人気を呼んでいるそうです。こんな感じで年4回新商品を発売するのだそうです。そして、このピノにはもうひとつ、楽しいしかけがあります。何箱かにひとつ、形の違うピノが入っていて、このピノにあたると願いが叶うというのです。この話題はティーンズ向け雑誌で紹介され、話題を呼びました。また、箱のナンバーをネットで検索すると占いが出来るという仕掛けもあります。 ピノの話題つくりは中高生の女の子がすごく喜びそうな企画ですよね。この企画のブログやSNSが開設され、若者と対話しながらピノの新商品の反響を調べたり、中高生の女の子の流行や好みをキャッチして商品開発に役立てているようです。ピノという100円のアイスクリームを売るためにすごい努力をしているんですね。 「だから、これもらっちゃいましょう。」 例えばピノのHPを見てみましょう。ポイントカラーが赤でバックが白、ピノのチョコレート色が白いバックに映えて、ピノの可愛いさを強調しています。HPの話題、文章の書き方、レイアウトの仕方、どれも企業が心血を注いでティーンズ向けに考えたもの。図書館のティーンズコーナーやHPつくりに参考になることがいっぱい。ブログにはピノに付いての話題がいっぱい。ここからは、巷の流行やピノの魅力がわかります。お金も時間もないなら知恵を使ってマーケティング。HPや雑誌から発見できることがいっぱいあります。 女性が多い図書館司書、娘や息子、妹や弟を観察して、お姉さんの立場で、お母さんの立場でなにか企画してみませんか。急に本を読まなくなるといわれている中高生の女の子の気持ちをつかむために、お姉さん感覚で司書がブログを立ち上げて本を紹介するとか、女の子好みのブックカバーをプレゼントするとか、イベントだっていろいろアイデアわくでしょう!
by tsuji_bunbun
| 2007-06-01 00:00
| mayoto study
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