<   2006年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧
7 『新世紀書店』自分で作る本屋のカタチ 北尾トロ・高野麻結子 ポット出版
 ありました~ イギリスにMAYOTOのような町があったんです!

BY北尾トロ
本屋が衰退していって、一部の大型書店とネット書店しかやっていけないような世の中など、自分にとってつまらない。耐えられそうにない。
そして思う。もしかすると、これまでは本屋がもっている大きな可能性のうち、ごくわずかなものしか使われなかったからではないのか。実は、今ある本屋とは違う形の新しい存在の仕方に気が付いていないだけではないか、と。

「新世紀書店」は2004年秋、パルコ渋谷地下にあるロゴスギャラリーに2週間だけオープンした実験店舗だった。これが書店の新しいモデルだというつもりはない。むしろ逆。
たったこれだけのことしか出来なかったという思いが強い。

 掲示板で集まった本屋へのリクエスト
  ①売り方
  オークション・オーダーメイドの書籍・オリジナルフェア・古書へのレビュー書き込み
  ②過ごしやすさ
  試読室・畳敷き・坐れば本が運ばれるお任せ・大人のための朗読会・cafe
  ③サービス
  使える本屋(探している本があるかどうかがすぐ分かり、取り寄せが早い)
  書籍コンシェルジェ・荷物の預かり・託児


そんな僕が出かけたのが、本のリゾートといわれる ヘイ・オン・ワイ だ。
1961年に1件の古本屋から始まった本の町は、45年たった今では30件以上の古本屋が軒を並べ数百万の在庫がうなる古本のメッカになった。古本屋の合間には肉屋があったり雑貨店があったりして、単なる観光地ではなく人が暮らす場所だ。アウトドアショップやパブやレストランもある。実はこの本屋は、町の集客力に目をつけ観光事業に力を入れようとする議会と対立し、役人の手を借りず民間の手で事業をおこなってきた。だから、安っぽいテーマパークにならずに済み、独立性が保たれている。

ヘイの書店がすごくおしゃれだとは思わない。内装にお金を掛けている感じもしない。デモ、ここには独特の温かみがあって、とても居心地がいいのだ。清潔であること、古い建物を大事に使っていること、照明の具合が程よいこと、スタッフの商品価値が確かなこと。値段が手ごろであること、店構えや色使いから町全体をひとつの大きな『店』と捉え、突出しすぎないように気をつかっていること。訪れる客が求めるものは、これで大体満たされる。

ロンドンから200キロ、山間の小さな町にたくさんの書店があり、それが人気になるなんて誰が予想できただろうか。人口が大きな町でなければ書店は成り立たない。地方では仕入れが出来ない。そんな常識をここは打ち破った。


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ヘイオンワイが本の理想郷になるまで45年の歳月がかかっている。
1件の古本屋が種をまき、じわじわと根を張って大樹を育てた。
ヘイオンワイを作ったリチャード・ブース氏の信念の仕事だ。
図書館サービスがすぐには完成しないのと同じで
想いが人に浸透するというのは本当に時間がかかるものなのだ。
リチャード氏が手間隙をかけたからこそヘイオンワイが歴史になっていった。
図書館は100年の計であるという言葉が、重くのしかかる。
でも、図書館は建物じゃないということがしっかり分かった。
そして望まれるように作っていけば、それでいいんだということも。
北尾トロさんも本のある気持ちの良い場所がほしいという気持ちでいることが分かった。
多分、もっとたくさんの仲間がいるであろうということも・・


MAYOTO STUDY
ヘイオンワイからMAYOTOが学んだこと

1 ゆっくりやれ
ゆっくりやればいい。急いだって同じ。
どうせ50年はかかる仕事なのだから。

2 気持ち良い
気持ちよくやろう。心地よく作ろう。
そんな場所がみんな大好きなんだ。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-29 00:00 | mayoto study
6 『旭山動物園のつくり方』   原子禅 星雲社
『旭山動物園のつくり方』   原子禅 星雲社

「伝えるのは命」
まず、男たちに夢があった。
その夢に14枚の素描が形を与え、
そこから旭山動物園の奇跡が始まった。

ワンポイントガイド(飼育員が来園者に担当動物について説明するワンポイントガイド)
ただでさえ、忙しいのにさらに仕事が増える。もちろん、動物の世話はおろそかに出来るはずもない。「これは本来の仕事なのか」という疑問も残る。そして、職人気質の彼らにとっては、人前で話すということもまた大問題なのだ。・・それまでの飼育にくらべ、展示=見せる=伝えるという意識が明確になった頃から、旭山動物園は変わっていった。

夜の動物園(夜間の動物の生態を見てもらうイベント)
当時は予算なんかないし、飼育員だって少ない。けれども、ないからできないと言い訳していてもしょうがない。だったら、やれることからやろうよと自分達で何でも作りましたよ。・・自分でやるしかない。この姿勢が多くのノウハウを蓄積させ、やがてたくさんのアイデアを生み出す泉となった。それらの話から「こういう施設だったらもっといいのに」という思いがハード面を作るきっかけになった。

14枚の素描(職員達が自発的にこんな施設があればいいのにという思いを絵にしたもの)
誰かの絵をみんなでああでもない、こうでもないとアイデアを出し合った。時間を忘れるとはああいうことを言うのか、自分達の理想を語り合うんだから本当に楽しい作業だった。
動物達はその絵の中で躍動していた。16年前に完成したその素描の中には現在の施設の原型がしっかりと描かれている。

坂東さん(獣医、飼育員を取りまとめる飼育展示係長であり副園長)
数々の施設は彼を中心にして生み出された。「新築の家を建てるまでが僕の仕事。それをよりよくしていくのが飼育員の仕事」「設計段階でみんなで討論してしまうと安全で安易なほうに流れてしまう」と設計段階からは自らの責任で行い、お手本のない、どこにもなかった施設を実現させた。

ミニチュア脱却
それまでの旭山は札幌の円山動物園のミニチュアのようなもの。「他と同じようなものを作っても仕様がない」「来てくれた人たちに、本当に楽しんでもらいたい」一般的な常識だけが正しいとは限らないから「常識を妄信しない」ことだ。

旭山で働くということ(みんな普通の公務員です)
班体制をとると、どうしても足並みをそろえなくてはならなくなる。どうしても出る杭は打たれる。「それにアイデアって、まず一人の頭の中から生まれるものでしょ。それを余りみんなでとなると、とがったところが削られてしまんですよ」。「うちは誰も止める人が居ない」「旭山が考えるしっかりした柱はある。その考えにさえ合っていれば、とりあえずやってみる」。担当に与えられる責任と裁量.旭山にはチャレンジできるベースがある。

足元を見つめるのが21世紀の動物園
自分達と一緒に営みを送る野生動物の現況を少しでも知ってもらいたい。動物園だけじゃなく、自分の身の回りにこそ、動物達が息づいている。「石狩川の源流から河口までの魚や動物達を集めた施設を作り隊。自分達の足元をしっかり見つめなければ、21世紀の動物園なんて恥ずかしくていえない」と思っています。

伝えるのは命
ヨーロッパの動物園なんですが、そこにはいろんな人が集まっています。本を読んでいるサラリーマンだとか、散歩をしている老人、長い時間同じ動物を見つめている人・・けして動物をみて回ることだけが目的じゃないんですね。時間を忘れるようなひととき。動物を見るだけじゃなく、思い思いの過ごし方をする人が自然に集まってくる、心地よい空間を求めて、つまりいろいろな命に囲まれた空間の中の心地よさがそこにはあるんですよ。
旭山動物園には笑顔が溢れている。そこにいる動物の姿は輝き、歓声が空に響き渡る。だが、旭山動物園はこれからも変化し続ける。なぜなら、伝えるのは命だから。


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いかがですか?
市場化テストや指定管理者の嵐に巻きまれそうな
公務員の救命ブイのような本ですね。
自分が生きている意味をさがすのが、MAYOTO です。
なぜここに居るのか、なにをすべきなのか、どうすればいいのか
出来ることからやればいいという謙虚な言葉に隠された決意は
本質を考えることから始まりました。
ミッションを考え、みんなで共有すれば旭山動物園のような図書館は
すぐにもできるんですが・・
まねしたって駄目ですよ、あなたが考えないと始まらないものなんです。


MAYOTO STUDY
MAYOTOが旭山動物園から学んだこと

1 ソフトからはじまる
本があって人がいれば、MAYOTOはもうそこにある。
まず、図書館がなんであるのかをしっかり考えてみる。
考えたらやってみる。やってみて足りない所を作っていく。

2 伝えるのは命
MAYOTOだって同じこと。伝えるのは命。
人が生きるということが命を伝えているということを
理解できた時、自分のなすべきことが分かるはず。
大切なのは、分かろうとする気持ちじゃないかな。

3 理想を描く
与えられた仕事に理想なんかない。
理想があってこそ仕事が生まれる。
MAYOTOは、そうやって始まる。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-24 00:00 | mayoto study
5 ガケ書房
ガケ書房
住所: 京都市左京区北白川下別当町33白川今出川上ル東
電話番号: 075-724-0071
営業時間: 12:00AM~0:00AM
定休日: 無休
http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/gake/gake.htm

・・・・・・・ガケ書房HP・・・・・・

本屋なのか何なのか
ガケからクルマが飛び出した奇妙な建物の本屋が出来たと、昨年京都人を驚かせた[ガケ書房]。定番の雑誌は、見落としがちなページを見開きと店長の一言メッセージで飾るなど、店長・山下さんのセンスがキラリと光る書店。

オープン当時のお客さんによるセレクト本棚は、お客さんが本を発注できるというシステムに進化。店頭に並ぶときにも、推薦人のポップが付くという参加型姿勢。

「僕だけでなく、みんなでここを作っていけば」と店長。アーティーストの雑貨やTシャツが置いてあったり、弾き語り歓迎のイスが置いてあったり、店内を会場に月に一回ライブも開いたり。

もはや本屋というカテゴリーには納まりきらない個性派本屋である。

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なんだか、過激な本屋だった。
本棚全体が、なにやら怒っていたり、叫んでいたり、泣いていたりするのだ。
そんなことがあるのかと思うでしょうが、あるんですね。
でも、主張があるから楽しめる。
本屋は小さくても用をなすんだな・・・と思うこの頃。
店主の主張というものがはっきりしていれば
それはそれで、みんな納得するものなのだ。
主張のない本屋より、よっぽどいいものなのだと思った。

MAYOTO STUDY
ガケ書房から学んだこと

1 感情のあるMAYOTO
MAYOTOは世間や世界に対して、笑ったり、怒ったり、泣いたりする。
コミュニティとしての感情を表現する場である。

2 インパクトを持つMAYOTO
MAYOTOは、無味乾燥ではない。
自己主張をして、強いインパクトを発する。
人間くさいからこそ、友達になれる。

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by tsuji_bunbun | 2006-11-21 00:00 | mayoto study
4 こころの座標軸
『こころの座標軸』 犬養美智子 婦人の友社

・常識は英語で「コモンセンス commone sense」
フランス語で「ボンサンス bon sens」といいます。
・『サンス」はラテン語の「センスス sensus」からきていて、知識や理屈ではなく、感じ取ることを意味します。コモンとは共にということです。
・共通=コモンな物を持っているわれわれが、ひとつの理想を持って集まった時、コミュニティが出来ます。面白いのは一人一人がみんな違わなければ、コミュニティにならないということです。みんな違うからこそ、一つの理念を持った時にコミュニティになって、お互いにコンプランドルする。
・プランドルとは、何かを手に持つ、生き方の中に持つこと。コンプランドルは、お互いに理解しあう、一緒になにかの意味を持つ、お互いに分かち合うことです。
・共通の人間性を持った人々が、コミュニティを作って、言葉を交わす。それが毎日出来ていく時に、明日を築くことが出来る。道を見つけていくことが出来る。育てていくことが出来る。人と人とのコミュニケーションを取り戻さなければなりません。
・世界を変えることも、非常に小さなことから始まります。世界を変えるのはたいていの場合、無名の一人の発明か、目立たない人の発した小さな声や行いです。

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「自立した個人がひとつの理想のもとに集まった時、コミュニティが生まれ、育つ」という
コミュニティの定義は、図書館が民主主義の砦になることと同義だ。
自分というものが確立している、すなわち自分に責任を持つ覚悟のある人、
自分の意思を持つ生き方を選ぶ人たちにしか、ほんとうの図書館は作れない。
義務と権利を十分に理解して、リスクのある決断をすることの出来る勇気を持つ人が
出来るだけリスクを小さなものにしようとする時にこそ「情報」が意味をもち、
情報を収集し、提供する図書館が必要になる。
心の座標軸の目盛りになるのが図書館の中立性ではないかと思う。
本当の図書館を作るというテーマで、さまざまな話し合いが行われているが、
そう考えると本当の図書館は作ることは出来ても、
本当の図書館を作ってあげることは出来ないのではないかと思う。
使う人が本当の図書館を自覚しないと、本当の図書館は一瞬たりとも存在できないのだ。
ということは、使う人が本当の図書館を自覚すれば、すぐにも本当の図書館が生まれるということ。

MAYOTO STUDY
「こころの座標軸」から学んだMAYOTO

1マヨトは形ではなく気持ち
マヨトはパラレルワールドにあります。
その出現を、今か今かと待ちわびています。
自分の理想を、キャンドルに灯して照らす。
キャンドルサービスのように、燃え広がっていくのがマヨトなのです。

2世界を変えること
世界を変えることも非常に小さなことから始まります。
自分にとって、言葉とは何か、物語とは何か、情報とは何か、
自分を見つけるという小さなことから全てが始まるのです。

3道しるべ
~どんな小さな炎でも,火は必ず広がります。
南フランスにあるカトリックの聖地ルルドに行ったときに、私はそれを実感しました。
ルルドでは毎晩8時に、聖母マリア像へと向かう行列が出来ます。
最初、一本のろうそくに誰かがろうそくをつける。すると、たちまち、丘があり、川があり、
はるか遠くまで伸びた谷間の一帯に灯がともり、こんなに人がいたのかと驚くほど
空が明るくなりました。たった一本の小さなロウソクでも、その灯が集まれば、
世界は明るくなるのです。~
理想があれば、そこへ向かうのは簡単です。進めばいいのです。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-17 00:00 | mayoto study
3 恵文社一乗寺店
恵文社一乗寺店


オススメの本屋ということで、わざわざ行って来ました恵文社さん。
絶対「行ってよかったぁ~」といえる本屋さんです。


恵文社一乗寺店 / ギャラリーアンフェール
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
TEL & FAX 075-711-5919

    ・・・・・・・・・恵文社HPより・・・・・・・・・・
恵文社は「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」です。
「とにかく新しい本」を紹介するのではなく、
一冊一冊スタッフが納得いくものを紹介したい。
ただ機能的に本を棚に並べるのではなく、
思わぬ出合いにぶつかるような提案をしたい。
表紙の美しい本はきれいに飾り、眺めて楽しんでいただきたい。

即席の情報や知識を得るためのツールとしてだけではなく、
書籍はさまざまな側面を持っています。
夏休みを費やして一冊を読み終えることもあれば、
鞄に入れて持ち歩いたり、棚に並べて飾ってみたりもできます。

情報伝達の速度が増していくばかりの昨今、
本の持つアナログ感、情報伝達のスローさなどを大事にしていきたい。
そんな願いを感じ取っていただければ幸いです。

当店ではいわゆる書籍だけではなく、
世界中のさまざまな雑貨や
CD、DVDなども豊富に取り揃えております。
本のセレクトと合う雰囲気のものを、ということだけではなく、
それによって読書の楽しみが増したり、
本のある生活が豊かになるようなアイテムを集めています。

併設のギャラリー「アンフェール」では、
地元の学生や、無名なアーティストたちへのレンタルのほか、
頻繁に行われる恵文社企画展覧会により、
さまざまなカルチャーを
当店の視点で紹介する場としても機能しています

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なんだか、店内の空気が違うの。
上等な感じ。
雑貨でいうとオクタホテルみたいな・・
これ、全部売ってるんですか?
こんなきれいな本見たことない、
あ、この本素敵、
おもしろそうだ、これ!
って感じで、一から十まで手にとって眺めたくなる、読みたくなる。
センシティブにこだわった本と雑貨とムードと手触りと色と明かり
計算されつくした古びた肌触りに、みんな魅入られて動かない。
じっと動かないで、この本、となりの本、上の本と手を伸ばすだけで満足できる、
一冊一冊の本に透明なオーラがあって、そのオーラがハーモニーして、
無音のシンフォニーに心が聞き入ってしまったような状態。
静かに息をして、静かにページをめくり、
これを買おうか、あれを買おうかという贅沢な悩みのなかで
そっと漏らすため息に満ち満ちた空間。
これが豊かな文化なんだって、ここにくれば理解できる。
愛されて書かれた言葉達が、愛されて本になり、
愛されるために選ばれて、愛されるために並んでいる。
「さあ、ご一緒に素敵な時間を過ごしましょうよ。あなたを待っていたんです」
ここは運命の本に出会う場所
今、私のものにしなかったら後悔する本ばかり並んでいる本屋だ。

http://www.keibunsha-books.com/about/index.html

こんな素敵な本を集めて、売ることが出来る人ってすごい
私は全部自分のものにしたくなると思うよ・・d0064892_21433820.jpg























MAYOTO STUDY
恵文社から学んだMAYOTOのコンセプト


静かになんていわなくても、静かにせずにはいられない
そんなデザイン力を持つMAYOTO


本を読みましょうなんて野暮。
一目で魅入らせてしまう本の力を持つMAYOTO


本を読みながら心の中に音が流れていく
それがMAYOTOのBGM


甘いため息でむせ返るから
MAYOTOの天井は高くひろいのデス


私自身といえるほどのコレクション
それがMAYOTO
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by tsuji_bunbun | 2006-11-14 00:00 | mayoto study
2 「これから10年、光る会社、くすむ会社」
第2章 社員が生き生きする「終身雇用」と「賃金制度」の発明

社員は自分の夢、成長への道筋がはっきりしていればモチベーションを上げることが出来る。会社のビジョンとそれを支えるシステムが大事なのである。「21」には4つの職種がある。
1共同出資コース 共同経営者(条件は10年以上の勤務前提)
2独立コース    将来独立するための準備コース
3一般職       経験に応じて定率で給与・賞与を算定
4跡継ぎコース   3年間の研修
社長は本来必要はないが会社の顔という役割が必要で、名誉と責任はあるが権限はない。
賃金は利益が出たら賞与で山分けというシステム。利益を保留しないので退職金はない。
マイナスなら、賞与がない場合もある。年収の上限もある。
社長は社員の最高年収額(1231万)を超えない決まりがある。
30歳で昇給が止まる。メガネ店の接客技術は30歳くらいで身についてしまうから
そこがトップという考え方だ。
評価はガラス張りで行うが、人間がやることは正当ではないが前提。
だから、賃金評価は世間より厚遇している。
リストラされたサラリーマンが作った会社だから
社長以下、全員が普通のサラリーマン並みの年収を得られればいいと納得している。
給与体系は時給月給、日給月給、月給だ。
時給はパートだが、正社員。
ワークシェアだから時給は1330円から始まる。
個人の希望する勤務体系を尊重しているので「時給正社員」もいる。

お金だけで人を満足させるのは難しい。
欲望が餓鬼道への入り口だと考えている。
みんながきびきび働く姿を見ていると明るい気持ちになる。
仲間でいると自分が成長できる、これを大切にするのが仲間主義だ。
人間尊重の姿勢だ。自己管理、自己責任がないと順応できない。
でも、それがあるから成長できるのだという。

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これが、誰かが決めた制度だったら納得しにくいかもしれない。
「足るを知る」というのは頭では分かるがなかなか出来ないことだ。
これが出来てしまう「21」の下地は広島の禅宗の下地があるらしい。
禅宗の教えはアクションである。「今がやらねばならぬ時だ」
「誰かがやれというのなら、オレがやる」「やるべき時はオレがやる」
という気風をリーダーが持っているからこそ、みんなが付いていくのだと思う。
下支えするリーダーシップの極意かもしれない。
自分達で決めたら、どんなこともかなり満足できるということだ。
企業に限らず、図書館や行政でも
「職制」「働き方」は大きな問題を投げかけている。
格差社会はお金のことだけでなく人間の尊厳も損なうものだと思う。
NPOでも、まだこの問題をクリアできる意識を獲得している団体は少ない。
でも、出来ないことはないんだということを知ったことが大切。
利益の出ない図書館でも、モデルとなるシステムの構築は可能だということ。
理不尽なリストラでどん底に落ちたから浮かび上がった「21」の独自の高い意識。
指定管理者、市場化テスト、構造特区という変革の時代だからこそ、
そこになにか使えるアイテムが隠されているのではないだろうか・・・

幸福がそこにありますように・・
成功がそこにありますように・・
健康がそこにありますように・・
満足がそこにありますように・・
                  ナホバの祝福の歌より

*職制についての研究、アイデアをお持ちの方はご協力ください。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-11 00:00 | mayoto study
2 「これから10年、光る会社、くすむ会社」
第1章「ワーカー」が集まる会社
・個人が変わると組織を変える。
高付加価値社会では、人に命じられた肉体労働者「レイバー」から自発的に命令させずにやる「ワーク」へ働き方がシフトする。そこでは、経営者も従業員もお客も、合理的で自分自身の直観力を持ち,人情に厚く、自主独立の精神を持っている。
これを[資本主義」に対して「人本主義」という。それは、「仲間主義」である。

広島市に本社を置く「21」というメガネチェーンを例に話してみよう。
100%の社員が幸せになれる経営モデルの第1の特徴は会社に利益を残さないことだ。
株式を39人の社員が持ち、21人の取り締り役が共同経営をしている。
利益を高額賞与(ランクと最高限度額がある)にし、残りを価格破壊の原資にしている。
社長はいるが、経営のイニシアチィブは持たず、管理職はいない。
社長の年収は社員の最高額を超えてはならず、パートでも取締役になれる。
会社の業績、財務状況、給与・賞与明細までガラス張りで、ノルマも成果主義も能力主義もないという会社だ。

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100%の社員が幸せになれるミッションを持った会社なんて、すごいでしょ。
ありそうで、ない。素敵なミッションです。
だって今の職制は仕事の質と量と賃金の関係が理不尽なことが多い。
不公平感のないワークシェアでないと、気持ちよく働けないですよね。
まず、働く人たちが幸せでないと、いいサービスは出来ないという、
最近あまり重要視されていない、仕事の基本姿勢があります。
社長に権限がないから、管理する必要がないから、管理職がいらない。
ガラス張りで、みんなで経営しているから、みんな自主的である。
みんなが頑張って働いたお金は、みんなで謙虚に分配して、
残りはお客様に還元してめがねを安く売るというシステムです。
老子の「小さな村」という逸話を思い出しました。
「足るを知る」謙虚さが、潤滑油になって物事を動かしていく。
思いやりを心がけるだけで、化学変化する人間関係がある。そんな実話です。

「そんな奇麗事の会社システムで大丈夫?これがすごく大丈夫なんです。」続
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by tsuji_bunbun | 2006-11-07 00:00 | mayoto study
2 「これから10年、光る会社、くすむ会社」
「これから10年、光る会社、くすむ会社」日下公人 ソニー・マガジンズ
レイバーからワークへ 働き方が変わる


これは、素晴らしいシステムで仕事をする会社の物語。
その始まりはユニーク。その経過はドラマチック。その結果はブラボー。
「マヨトもこんな仕事場でありたい」と思いながら読んだ本。
これからの仕事のあり方、働き方を考えてみましょう。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-06 00:00 | mayoto study
1 チルドレンズミュージアム
★大魔法使い
だから、こんな呪文を唱えてtちるみゅーを作った目黒さんは大魔法使い。
遊びに魔法を掛けて遊びじゃなくしてしまう人。
遊んでいるようで学んでいるようで遊んでいるという夢うつつの世界を作った。
ちるみゅーで遊べる子どもたちはシアワセ者だ。ちるみゅーで働く人たちはシアワセ者だ。
でも、この魔法は大変だ。人の心を変えて、人の心を動かして、人の心を育てていく。
夢から公共施設を作るなんて、魔法使いじゃないとできないこと。
夢を見続けるなんて魔法も魔法使いじゃないとできないこと。   
ファシリテーターは小さな魔法使い。
自分が楽しむことで人を楽しませるエンターテイナーだ。
感じる力を持つ虫眼鏡で何もないから面白いことを探す人。
博物館の仕事は歴史・芸術・民俗・産業・自然科学などの資料を集め、
展示してみんなに見せること、知らせること。
それは生きる全てを見せること、知らせることってこと。
だから、生きること、それも愉しく生きることを少し体験したり、
工夫することを知ったりして、温故知新を体感するってことかな。
[生きる力を育む]ってことは、そこで何かを知って、
何かをやってみたくなって、わくわくする力を育てることなんだ。

参考資料
『チルドレンズ・ミュージアムをつくろう―Knowledge begins in Wonder』
目黒実 ブロンズ新社
『学校がチルドレンズ・ミュージアムに生まれ変わる―地域と教育の再生の物語』
目黒実 ブロンズ新社

MAYOTO STUDY
ちるみゅーから学んだマヨトのエッセンスです。

1 マヨトは鏡
現実世界とパラレルワールドをつなぐドアは、逆さま世界を象徴する鏡のドア。
現実世界でみんなが疲れている労働を仕事に変える転換点。
現実世界の勉強を学びに変える転換点をイメージする。

2 マヨトは原点
マヨトはひとつの文字から始まり
言葉を作り、文章にする。
マヨトはひとつの音から始まり
リズムを刻みメロディーにする
マヨトはひとつの点から始まり
色をつけ、形にする。

3 マヨトはお猿
マヨトが大切にするのは
言う・聞く・見る
見猿・言わ猿・聞か猿を追放し
コミュニュケーションを作る。

4 マヨトは自分
マヨトは生きる迷いを断つ
マヨトで信じる力を持つ
マヨトで自分に目覚める
マヨトは自分を映す鏡。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-04 00:00 | mayoto study
1 チルドレンズミュージアム
☆正反対のベクトル
だからかな、子どもたちがみんな何かに熱中してた。絵を書いたり、シャボン玉をしたり、走ったり、本を読んだり、おかしを買ったり(駄菓子屋があるんだゾ)して、チャイムも鳴らないし、監視してる目もないし、やらなくちゃいけないこともないし、やりたいようにやればいいんだから、そりゃあ楽しいに決まっている。小学生、幼稚園、よちよちのこども、子どもたちについてきた大人、みんな何かやりたいことをやってた。
以外に大人が楽しそうだった。絵本を読みふけっていたり、昔の話をしていたり、子どもの相手をしてる振りをして自分が遊んでいたりした。昼寝をしていたり、日向ぼっこしてしゃべっていたり。心地よい風とぽかぽかのおひさまで、きっと昔返りをしたに違いない。
そりぁ~、そうだ。学校は楽しいけど楽しくない場所だった。勉強をしなくちゃいけないからね。やれば楽しいけど、こんな秋晴れの空を横目に机に坐っているなんて、そりぁないだろうっていう昔のトラウマが一気に解消できる場所なのかもしれない。それに対して、小さな子どもは学校に行くお兄ちゃんやお姉ちゃんの気分で堂々と学生気分を満喫して、これまた至極ご満悦な感じだ。学校の校舎をリメイクして、ちるみゅーにするというアイデアは、それだけで癒しなんだね、きっと。
で、遊んでいるだけのようなんだけど、遊びの中にさまざまな仕掛けがあって、なにやら物知りになっていくようになっている。勉強はボーダーレスになると学びになって、案外楽しくなるものだ。無理やり勉強しなくても、知らないうちに学んでも、知識が増えればいいんだし、知恵が付けばもっといい。学ぶことが楽しい事を知れば、あとはもう放っておいても何とかなるもの。知識を勉強してから役立てるか、役立てるために勉強するか・・さあ、どっちだ、どっちだ!これは日本と欧州の知育玩具の作り方に似ているなぁ。コンセプトも材料も作り方もデザインも遊び方も両者は逆方向を向いてるもの。
☆タイムトラベル
もしも私が子供だったら「生きるために学ぶってこと」を最初に教えてほしかった。
生きるってことは、自分を信じて、やるべき事をやること。自分のなにを信じるかって言うと、自分に与えられた才能。才能なんかあるのかって言うと才能は作るもの。どうやって作るかって言うと努力しなくても愉しいことをやること、やり続けることで才能になる。だから、何のために学ぶかって言うと何が得意なのかを探すチャレンジをすること。
 働くにも2種類ある。収入を得る目的で、からだや知能を使って働くことが労働。何かを作り出す、または、成し遂げるための行動が仕事。そりぁやっぱり、みんな仕事がしたいよね。それも楽しい仕事を。楽しい仕事はは楽しいもの。だから、何をして生きるかを考えるためにに学ぶチャンスがある、与えられているってことはすごくラッキーな喜ぶべき、楽しむべき事です。
これを何で逆回しにしちゃうかな~日本。この逆回しを止める魔法をかけたのが目黒さんのちるみゅーだ。ちるみゅーは小さいけれど、暗黒の夜空に輝く希望の瞬きだ。小さな光り輝く理想を燃やしているのがファシリテーターのみんな。生きるために学ぶんだ、働くんだ、愉しくね!ってことを、教えるんじゃなくて実践してる人たち。仕事は祈りにも似たものだから。
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by tsuji_bunbun | 2006-11-01 00:00 | mayoto study



Mayoto Staudy の時間です。見学や研究でマヨトを具体的に考えていきましょう!
by tsuji_bunbun
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