カテゴリ:mayoto study( 74 )
図書館マーケティング55  「図書館がボランティア」                 

参考資料 日経新聞MJ「CSRマーケ成功術」               9・21

「図書館がボランティア」
ヴォルビックのCMで「1L for 10L」という、売り上げの一部をアフリカで井戸を掘る活動を続けるユニセフに寄付するキャンペーンがある。途上国の現実を若者に訴え共感を得ることで、企業イメージを上げながら社会貢献をする。と言っても、その仕掛けがタイムリーだったり、心の訴えるものでなくてはならないので、お金も掛かるし、難しいらしい。
でもヴォルビックのコマーシャルに私は賛同したし、世の中の評判もいいようだ。
 このようなキャンペーンは単独で行われることも多いが、複数の企業や団体が協賛して行うことも多い。図書館でなにが出来るかといえば、まず場所を提供することができそうだ。それから、呼びかけの主催者になることや廃棄する雑誌や本を提供したり、市民の本を集めることも可能かもしれない。
図書館とボランティアの関係は大体する側としての市民とされる側としての図書館と言う構図が多い。でも、それだけじゃ片手落ちではないのかな。図書館もボランティアをする立場になって、初めて分かることがあったり、新しいネットワークが出来たり、持ちつ持たれつの関係が生まれるのではないかと思う。図書館のCSR(社会貢献)制度なんて発想が欲しい今日この頃である。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-09-22 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング54 東京~広島                 
2007・9・18
参考資料 日経新聞「1面」                   9・17

「東京~広島」
 東京で買った本を広島で売ってください。フタバ書店は今年3月、JR広島駅構内に中古書店を開いた。出張の客が東京や大阪で最新のビジネス書を買い、移動中に読みきってJR広島の駅で売る。広島から帰るときは読み捨ての感覚で低価格の中古本を買ってもらう。この商売、ほかの中古店の2倍の売り上げを伸ばしていると言う。サラリーマンにとっては一度しか読まない重たい本を手軽に処理できるし、安く手に入れることも出来る。繰り返し読まれることで、環境にもやさしいと言うわけだ。ニッチな商売のお手本のよう。
 図書館に古本を持っていけないの?と聞かれることが多い。古本は情報が古かったり、汚れていたりする。その上、装備や分類に手間隙が掛かるので、貴重本以外は受け取らない図書館が多い。今まではそれでもよかったかもしれないが、これからもそれでいいのだろうか? 財政難、エコ、人手不足・・世間の荒波を交わすために、何か知恵を絞る時期にあるのではないかと思う。出版から1年以内とか、作家名を限定とか、カバーはかけないとか・・何かを得るためには、何かを手放さなくちゃ。
 
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-09-18 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング53   ワーキングデスク               

参考資料 日経新聞「素顔の大使館」                   5・19

「ワーキングデスク」
 
 スウェーデン大使館には、椅子のない机がある。立ったまま仕事をするのが日常スタイル。きっかけは1970年に電話交換手の腰痛対策だったという。机の高さは胸の下あたりにあり、立ったまま仕事をするのは快適になだそう。現在は電動で机の高さを調節して、立ったり坐ったり、自分の好きなスタイルで仕事が出来るようになっているという。「食後のエクササイズにもなるし」と言うのが職員の感想で、仕事の姿勢は自分の好みで選べるのが当然、大切なことでしょと語る。
 こんな机が、ワーキングデスクとして図書館にもあればいいなぁ。職員が使うのはもちろんだけれど、利用者用のワーキングデスクも必要な時代になっていないだろうか。調べ物はもちろん、ビジネス支援のミーティング用に、グル―プ学習にも便利が良さそうだ。
いろんな考え方があり、いろんなモノがある。暮らしに役立つ情報提供も図書館のお仕事に加えてもらいたいなぁ。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-09-10 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング52   「ワークライフバランス」                
参考資料 日経新聞「生活ファミリー」                   8・27

「ワークライフバランス」

 ア~、驚いた。「生活ファミリー」というテーマで中小企業の育児休暇や介護休暇が語られている記事を読んでいた。京都のスキャナーなどを製造する「ニューリー」は140人、富士吉田市の情報処理会社「富士情報」は290人、松戸市の企画促進会社ココロにいたっては26人の中小企業であるにもかかわらず、育児休暇や、勤務時間5時間の復帰プログラムを実施している。26人の「ココロ」の責任者は[ごく当然のこと一人いなくなるくらいで組織全体の動きが止まるようでは企業とはいえない。周りの人間を育成するチャンス」と受け止めたという。大企業や行政には充実している育児休暇や介護休暇の制度だが、小さいところでは一人分の穴を仲間が埋めるのは大変だろうなと思っていた。しかし、それが当たり前と考えて「やっている」企業もあるのだ。「すごい!」。当たり前なのに、あまり出来ていないから表彰されたのかもしれないが・・。
でも、驚いたのはそこではない。このような制度を作るために自治体による助成金や、両立支援アドバイサーの派遣があると書かれた部分。確かに、自治体では組合があって、民間の見本とも言える水準で制度が充実している。でも、嘱託や臨時職員の多い図書館で、そんな制度を持っている事は少ない。1年契約の3年や5年の更新で働く人、図書館の司書たちには、必要が無いとでも言うのだろうか。見渡せば、そのほとんどが若い女性であるにもかかわらず。ウ~~ム、そんな状態なのに両立支援アドバイサーがいて、民間を指導する立場にあるんだと言うことに驚いたのだ。表彰された企業が、育児休暇などを充実させるのは、労働者の「経験」がもったいないからだ。新たに採用するより、優秀な社員に働き続けてもらいたいと考えているのだ。この記事は、誰がいつ直面しても不思議ではない両立の課題。それにどう向き合うかで、図書館の懐が試されているのではないかという人間性の問題を投げかけている。
 
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-09-03 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング51    
              
参考資料 日経新聞「成長を考える」                   8・27

「ハケン司書」
 
「日本ではなぜハケンのイメージがこんなに悪いのか。働き方のひとつに過ぎないのに」オランダの派遣会社ランスタッド・ジャパンの副社長小泉明正は言う。1980年代にワッセナー合意(ワッセナー合意とは、労働時間を分け合うことで企業業績の向上に協力するワークシェアに関する合意)と呼ばれる労働協約を結んだことでハケンの地位を高い物に位置づけている。専門性を持った契約社員として、同じ能力で同じ時間働くなら正規職員と同じ賃金が支払われる。専門性ゆえに非正規職員のほうが収入が高い場合もある。
 いろいろな制度の根源をたどると「日本のおかしさ」が見えてくる。ハケンだけでなく、指定管理者も、PFIも、リストラも日本に入ってくると、とたんに企業に有利な制度にゆがめられている。それがまた、行政でとんでもないものに化けてしまう。「ずるいな~。そんな意地悪はこれからは誰にも相手にされなくなるよ」。目先の利く日本の企業はもう方向転換を始めている。経営企画や研究開発にも出来るハケンを活用している。図書館でも「出来るハケン司書」が高級を取って、もてはやされる日がやがてやってくるに違いない。そして、出来ない司書はお払い箱になっていく運命をたどる。テレビの人気ドラマ「ハケンの品格」はこれを予見していたんだ。
 さあ、今は臨時でも嘱託でもいつかは「できる司書」となる日のために、しっかり腕を磨きましょう。これからはほんとうの生涯学習時代に突入する。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-08-30 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング50 図書館ワークショップ                  
参考資料 西日本新聞「博物館教育」                   8・20

「図書館ワークショップ」
 
筑紫野市の博物館で夏休みの新企画として、未就学児の居る7家族を対象に見学のマナーを学んだり、博物館の収蔵品で昔の暮らしを知る体験学習を始めた。博物館の利用教育だ。図書館にも利用教育と言う分野があるけれど、大学や学校で行うものと言うイメージだ。図書館でもやったらいいのに利用者教育。「幼稚園に入るとき」「学校に入るとき」「調べ物をする人のための」とさまざまなタイプが考えられる。図書館があっても、何も教えないんだもの。利用者のレベルが上がるわけが無い。
図書館の利用教育ワークショップデザインを作ってみようかな。楽しみながら学ぶ事が出来そうだ。役に立つ図書館にしたいなら、図書館を役立てる方法を教えないと、みんなわかららないと思うよ。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-08-22 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング49 読書ナビゲーター
図書館マーケティング49                   
参考資料 日経MJ「地球の歩き方」 8・17                  

「読書ナビゲーター」
 
旅行会社の地球の歩き方T&Eが外部の専門化が旅行プランをアドバイスし手配するサイトを開設し、さまざまな旅行分野の専門家を「達人」として業務委託契約を結び企画や手配を任せる。図書館にも欲しいなぁ「達人」が。司書が居るじゃないかとも思うけれど、この場合は本を探しているわけじゃなくて、読書相談でもなくて、学問としての要求に応えてくれる人のこと。「読書ナビゲーター」と言うボランティア活動として、大学の研究部門や企業の中の専門家などがテーマを設定してお勧めの本をリストアップしてくれたら、体系的に学ぶ手立てになるんじゃないかな。誰かが、こんなことを学びたいんだけどと言うテーマ設定して、それに書き込みをするのもいいかもしれない。図書館での生涯学習をアピールするきっかけにもなりそうです。
 また、プロだけじゃなくて乗り物好きの子どもを持つ親の読書ナビゲーターとか、郷土史家による読書ナビゲーターなんてのもいいし、昔いた読好きの先輩みたいな趣味や志向が似たもの同志の読書ナビゲーターなんかもネット上だからこそやりやすく、活躍しそうな気がする。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-08-18 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング48 図書館プロデュース
参考資料 日経MJ「design」                   8・8

「図書館プロデュース」
 デザイナーは「火事場の力持ち」じゃないとアピールして仕事を得た松永真三さんと言うグラフィックデザイナーがいる。その言葉を気に入られて、企画段階から仕事を任された。
デザイナーはいつも最後に呼ばれるが、企画段階から意見を言う機会がなければ圧倒的なデザインは実現出来ない。松永さんは、まずイメージポスターを2種類作り、それにあわせてロゴやパッケージ、音楽や映像まで手がけ製品を総合的にプロディースした。草花の形にお香を成型し、漢方生薬を加えて癒し効果を高めた。パッケージだけでなく、商品コンセプトも企画した。
豊かになった21世紀は「こだわり」の時代になった。こだわりを上手く昇華させたものがデザインと呼ばれている。図書館にも、総合プロデュースをする人がいたらどうだろう。建築、インテリア、資料収集、サービス、貸し出しカードや看板、ポスター、サイン、利用案内まで統一されたコンセプトでトータルに色や形をきめるのだ。今までだって、館長がそうやってきたかの知れないが、やはり専門家のセンスと経験には適わない。費用対効果の高い仕事をしてくれるのではないだろうか。例えば、それは家を建てるときに自分で図面を弾くのか、設計士に任せるのかと言う違いではないだろうか。
 
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-08-09 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング47 電子雑誌元年
参考資料 日経「ウェブ編集室」

「電子雑誌元年」
 電子雑誌の草分けである「デジタルe`f」主婦の友社 が創刊されたのが昨年のこと。25歳から30歳くらいを対象にしたファッション誌である。もともと紙媒体で発行していた雑誌だったが、ライバル誌との競争が激化し発行部数が落ち込んで廃刊になりかけた。しかし、中国でトップクラスのファッション誌として成長していたため廃刊にしてはもったいないということで、日本版はデジタル雑誌としてリニューアルされた。最初は無料公開していたが、今年2月から月額700円で有料に切り替えた。無料公開時の会員数は2万人。だが、有料会員に移行したのはその一部だという。経営陣は「デジタルe’f」は実験場で、これからの電子雑誌を考えたいと表明している。
とうとう始まった雑誌のデジタル化。まだ、経営的には成り立っていないようだが音楽と同じようにネットで買う時代はもうそこまで来ている。もしかしたら、雑誌もフリーペーパーのように買うより「無料」で提供されることになりかねない。そして、出版業界でも「自費出版」の割合は急速に伸びている。ますます多用になる情報発信に対して、図書館の戦略はあるのかな?今までのITは玉石混合の情報源だったが、確かな情報発信元によるデジタル化情報が多くなれば「最新の情報」を集めるための手段として、デジタル書籍も図書館の情報収集範囲に入ってくるだろう。自治体のIT戦略はさまざま。ますます、情報格差が生まれるのではないかと心配する。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-07-30 00:00 | mayoto study
図書館マーケティング46  「ノーバディズ・パーフェクト」               
2007・7・21
参考資料 日経「生活ファミリー」

「ノーバディズ・パーフェクト」
 カナダ生まれの子育て学習プログラム「ノーバディズ・パーフェクト」。完璧な親なんていないというメッセージを伝えるカナダ生まれのプログラムだ。『ノーバディズ・パーフェクト活用の手引―カナダからの子育て・親支援プログラム 』子ども家庭リソースセンター と言う本も出ている。昔と違って核家庭の中では、子どもを生んでも子育ての経験が無いので、すぐ自信を持って子育てをするのは難しい。今までも子育て講座はあったが、講師の価値観を押し付けるものだった。このプログラムは参加・体験型のワークショップ形式で親同士で体験談を語り合う中で、我が子の状況と自分の感情を客観的に捉えられるようにするものだ。熊本県や鳥取県では親向けの教室を開いて、自分の子育てを自分で認め自身をもつ効果を挙げているという。
 例えば、この新聞記事と関連する数冊の本を並べておく。町の子育て状況や国や県の統計から抜粋したグラフから、問題点を探りだした記事を作る。困っている人たちに届くようキャッチコピーを付けて問題提起をする。時期を見て読書会を開いてもいいかもしれない。その後、児童教育課などと連携して「ノーバディズ・パーフェクト」の子育て講座を開催し、まちの子育てに寄与する。この位アクティブな企画と活動をするのが、これからの図書館ではないだろうか。
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-07-24 00:00 | mayoto study



Mayoto Staudy の時間です。見学や研究でマヨトを具体的に考えていきましょう!
by tsuji_bunbun
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
【Read me first】
【目次】
【本文】
【welovetheとしょかん】
   └--<INDEX>
【コメントはこちらから】
「真夜中の図書館」メイキング
mayoto study
以前の記事
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 02月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
最新のトラックバック
メール一斉送信CGI @..
from 情報販売のインフォカート・・..
公立 学校の最新情報
from 学校へのススメ
図書館
from 写真サーバ現像室 for P..
図書館の運営、管理
from 一語で検索
フォロー中のブログ
「真夜中の図書館」
【オススメ】
「としょかん発見塾」図書館について楽しく学習する市民グループ。
「ぶっくくらぶ」糸島の図書館作りを応援する会
「新現役の会」
団塊世代を考える!
「いとぐら」いとしま地域のポータルサイト

= = [お知らせ] = =
キャンドルナイトinいとしま(6/15)のリポートはこちらから⇒≫クリック≪
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧