カテゴリ:【welovetheとしょかん】( 22 )
第3部 図書館サービス 5 地域情報のサービス
5 地域情報のサービス

図書館には郷土資料のコーナーを作り、まちの過去、現在に関する資料をもれなく収集し保存します。このコミュニティの歴史的遺産を子どもや新しく転入された方に私たちの誇りとして伝える積極的なアピールのために企画展や学習会、体験講座などを行います。また、博物館とタイアップして歴史的な資料を集め、情報発信し、全国への交流窓口とします。

次のような資料を収集します。

ア 図書、パンフレット、リーフレット

イ 古文書、書簡、絵はがき、手蹟、またはその複写資料

ウ 地図、古地図、またはその複写資料

エ 雑誌、同人誌、会報誌、PR紙、その他

オ 新聞、新聞切り抜き

カ チラシ(折り込み広告)

キ 写真、フィルム、スライド

ク 映画フィルム、ビデオテープ、DVD

ケ 地域ドキュメント作品

コ 録音テープ

サ 電子図書

シ HPのリンク集

(1) 多種多様な地域資料を集め、収蔵し、展示を行い市民の利用に供します。貴重な資料はマイクロ化やコピーによる保存もします。

(2) 歴史的な資料はコーナーを設けて、収集、保存、展示します。地域資料の収集にあたっては、職員も学習をしながら、歴史や動植物、民話、地域文化などの研究者に協力をお願いします。民間の方の郷土研究資料なども図書館に寄贈できるようにします。

(3) 図書館を資料検索の窓口として、全国的にアピールし、市民にも広く利用できるようにします。美術館や博物館と協力して、市民に情報提供するため定期的に展示できるようなスペースも作ります。

(4) 地域資料として、地元ミニFM局データや講演会映像、映像資料なども地域資料として収集し公開します。
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by tsuji_bunbun | 2005-08-17 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第3部 図書館サービス 4 調査・研究へのサービス
4 調査・研究へのサービス

私たちは生活、学習、趣味、ビジネスに必要な情報、また地域の産業に関する情報も必要とします。利用者が必要とするこれらの情報や資料は図書館ネットワークを利用して提供するのが図書館の仕事です。これからの図書館は、私たちのまちや暮らしに関係する情報を推察し、市民の役に立つ情報として積極的に提供するサービスも望まれます。また、大学図書館も地域解放の時代です。市民図書館もネットワークによって相互協力を結ぶ事になると予想されます。市民でも専門的に大学図書館を利用したり、大学職員や家族が図書館を市民として利用することになります。お互いを補い合う図書館の役割として、公共図書館としての高い見識を持つ図書館サービスが必要とされます。

(1)図書館は、あらかじめ市民の間に潜在する要求を考え、資料の選択、収集をしますが、市民が何を問題とし、どんなことに興味を持っているのかは図書館での内勤だけでは把握しにくいものです。司書が図書館外の色々な場所に出かけて、今何が問題なのか、どんな資料が求められているのかPRライブラリアンが積極的なリサーチを行います。〈資料とそれを必要とする人を結びつける技術〉が司書に求められます。

(2)図書館では参考図書を各主題毎に一般図書と共に書架に並べます。また図書館にない資料も各種データベースや図書館ネットワークで他の図書館で探すことができるサービスを利用者に伝えます。希望者には資料の検索や参考図書の使い方を教える利用教育講座を開催します。市民が図書の探し方を学ぶことで、本の世界の幅広さ、奥深さを知り、調査研究に役立られるようにします。調査・研究には電話やメールによるサービスも行います。本に関する問いあわせや資料や所蔵機関の問い合わせ、地域情報など「何かあったら、まず図書館に電話しよう」と市民が考えるような図書館サービスが目標です。

(3)相談、研究には司書の助けが入ります。また、多くの資料を必要とします。相談デスクを作り司書を配置します。また、閲覧席も個席(キャレルデスク)の他、資料を広げられる大きめのテーブルなどいろいろなタイプが必要です。机にはインターネットを個人のパソコンで利用できるよう電源やインターフェイス、無線LANを準備します。

(4)図書館相互協力で大学図書館を始めとする他図書館とも連携を計り、相互的にレファレンスサービス、相互貸出などの協力を行います。そのような図書館サービスができることを図書館ネットワークを図式化して掲示します。

(5)また、会議にも使用できるグループ室も用意します。そこには録音や録画、再生、スライドやビデオ、インターネットが利用できる機能も必要です。

(6)個人の研究用に、ある程度長期にわたり占有できる研究室や専用書庫もいくつか準備します。

(7)全国の電話帳、住宅地図なども収集します。最近はCD―ROM、インターネット等電子出版で入手できるようになりました。図書館は資料・情報とその蓄積・検索手段に最新のニューメディアが使えるようにします。
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by tsuji_bunbun | 2005-08-13 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第3部 図書館サービス 3 ハンディキャップのある人々へのサービス
3 ハンディキャップのある人々へのサービス

図書館はユニバーサルフリーな施設です。
ハンディキャップがあってもできるだけ自分で図書館を使えるように
施設や設備、支援機器を工夫します。
ハンディキャップのある人が必要とする支援は司書や身近にいる人が行います。
また、入院中の人、外国人、高齢者など図書館へ行くことができない人が図書館サービスを受けられるようなシステムを考えます。

(1)建築にあたって、さまざまな利用者の障害を取り除くユニバーサルフリーな設計をし表記にも工夫をします。

(2)目の不自由な方には点字ブロックを設けます。たとえば、入り口からサービスデスクへ、視覚障害者へのサービス部門へ、くつろぎコーナーやトイレなどです。

(3)点字本の利用ができるよう、全国主要機関の目録を用意し、借りる案内をします。

(4)録音テープの利用も同様なサービスを行います。また、朗読サービス室を設け、そこで対面朗読、あるいは録音、テープの聴き取りなどができるようにします。体にハンディがあっても、なるべく自立した方法で図書館サービスが受けられるよう、最新の補助機器を充実させます。

(5)障害児のためには、さわる絵本やテープ、おもちゃ図書館など、他の子ども達と一緒に図書館利用ができるようにします。

(6)車椅子での利用者のために読書テーブルをいくつも用意します。エレベーターも必要な施設です。

(7)耳の不自由な利用者のためには職員が手話の技術を身につける事も必要です。

(8)図書館に足を運ぶことのできない利用者には、リクエストに応えて、本を届けるサービスをします。

(9)病院には移動図書館車のステーションを作ったり、団体貸出を行います。

(10)図書館では外国語の本や資料も準備し外国の方に日本で暮らしていくのに必要な情報や母国語の最新情報、必要な情報を提供します。図書館利用に不自由がないよう多言語のパンフレットや利用案内をつくり、利用に当たってはできる限り相談にのります。また、他の公共施設のサービスや地域の暮らしに必要な情報なども提供します。図書館は全ての人に必要な情報を提供できるように努力し国際交流に貢献します。
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by tsuji_bunbun | 2005-08-06 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第3部 図書館サービス 2 大人へのサービス
2 大人へのサービス

図書館では
楽しむ
憩う
出会う
学ぶ
調べる
仕事
趣味
いきがい作り
ボランティア
 など
様々なことが出来ます。

図書館は本や情報を使って「自分が好きなことを好きなように学べる」生涯学習の場です。
病気になったとき病院が身近にあれば助かるように、
何か学びたい、知りたいと思ったとき頼りになるのがまちの図書館です。

私たちは図書館で「前向きに生きる力」を育てます。

(1)図書館では資料計画を作り、市民に情報交換しながら資料を公開します。
開架スペースの本は誰でも自由に閲覧し、借りることができます。返却はブックポストを作り開館時間以外でも、図書館以外でも返却を可能にします。

(2)図書館でくつろぐ、調べものをする、学習するなど、利用者が図書館に滞在する時間が長くなっています。図書館で本を読む、調べものができるように、様々なタイプの読書席をたくさん用意します。本を選ぶ時に使えるように書架の間に置いたり、個人席、畳スペース、グループ室などそれぞれの人がリラックスして使用できる様に配置します。各所にパソコン用の電源やインターフェイス、無線LANなどを設置します。

(3)図書館は市民の調査、研究に充分な資料と経験ある司書のレファレンスサービスで応えます。調べものには、一般図書や参考図書、インターネットをあわせて必要とするので、一般図書と一緒に各主題の参考図書、パソコンも配列します。世界の奥深さ、幅の広さを知ることができ、それが市民の知的欲求を刺激する要因になります。そのために、市民を対象とした図書館利用講座を開催し参考図書の使い方、本の探し方など図書館利用テクニックの向上を計ります。

(4)簡単なレファレンスのために入り口に総合案内係を置きます。館内の案内や図書館の使い方、申し込みの仕方など初めて図書館を使う方への利用教育を行います。また、利用者がカウンターまで戻って質問をするのは面倒だったり、ちょっとした勇気がいります。司書が巡回していれば簡単なレファレンスが頼みやすくなります。

(5)雑誌・新聞は最新の情報源ですから相当数備え付けます。雑誌はポピュラーなものから主題を持った専門的なもの、書店に出ないものなど図書館ならではの収集を心がけます。新聞も日刊、週刊、月刊等様々ですし、専門紙や政党機関祇、地方紙も全国から主要なものを購読します。外部データベースも個人や中小企業への生活支援・ビジネス支援の情報提供ツールとして、司書用だけでなく、利用者にも開放します。

(6)前原市民であっても、仕事のために平日は図書館が利用できない方が大勢います。また、就職、転職、能力開発、日常の仕事のために図書館を利用する方も多いようです。こうした利用者に対応するため、金曜、土曜の開館時間の延長をします。駅やスーパーなど人の集まる場所にはブックポストを設置します。

(7)生活支援をする図書館として、積極的な情報提供を行います。性別、年代、職業などいろいろな分野に対して、希望者にメーリングリストや掲示板、広報紙で情報提供します。

(8)図書館にはロッカーを置き、利用者が身軽に館内で資料を選ぶことができるようにします。ブックカートを用意し、荷物を置いたり、借りる本を入れて、運ぶのに利用します。ベビーカーや車椅子を用意し、図書館内で使えるようにします。また、図書館で継続的に資料を利用する方が使える長期間ロッカーも設置します。

(9)図書館にはくつろぎを求める利用者も多数来館します。新聞や、雑誌を持ち込んでお茶やコーヒーが楽しめる、おしゃべりが出来るコーナーも作ります。

(10)私たちは自発的に図書館でボランティアを行います。ボランティアの内容は図書館サービス業務に関わらないことを原則とし、*友の会を通じて図書館と協議した内容とします。たとえば、ボランティアの知識や経験を活かした学習会の開催や講師の派遣、図書館の花壇の世話、図書館を楽しむためのイベントの開催、障害のある方の図書館への送迎、地域情報の収集システムの構築、子どもたちへ文化や伝統を継承するための講座やイベントの開催など、図書館が地域とより深い結びつきを持つことを目的としたものです。
また、図書館はボランティアのために、朗読、点字、触る絵本の製作、歴史ガイド、情報機器の操作など様々な分野での研修会や講演会を行い、図書館を使ったボランティア活動の立ち上げから活動の維持、向上のために援助します。

(11)図書館から要請された図書館サービスへのヘルプは*地域通貨を使った有償の制度とします。
*地域通貨とはある特定のコミュニティの中で、お互いにものやサービスのやり取りをするときにのみ使われる交換手段です。

お年寄りへのサービス
高齢化社会になり、図書館は生きがいつくりや楽しみ作りの場となります。図書館は本
を読むだけなく、一人でぶらりと出かける場所としても利用します。色々な目的で図書館
が利用できるようにしておきます。
また、生涯学習、学ぶ意欲をサポートする図書館サービスも必要です。

次のようなサービスを考えました。

(1)施設や設備をユニバーサルデザインで安全なものにします。階段や手すり、床の滑り止め、車椅子での利用も可能な設計にします。車椅子も貸し出します。

(2)館内の案内表示の大きさ、わかりやすいサイン、掲示位置など遠くからでもわかりやすいようにします。

(3)文字の大きな本やカセットブックをそろえます。「拡大読書器」や「大型レンズ」、読書用めがねも臨時に使用できるようにします。体の機能が衰えてもなるべく自立した方法で図書館サービスが受けられるよう、補助機器を充実させます。

(4)図書館に行ったことがない、自分には用のない場所と思いこんでいらっしゃる方も多いと思います。老人会や地域の団体などに積極的に呼びかけて、まず図書館に来てもらうことから始めます。また、反対に図書館に来ることのできない方にも施設訪問や対面朗読、宅配サービスなどで対応します。

(5)高齢者用の雑誌や高齢者に関心の高い分野の本、行政情報などもわかりやすい場所に展示して関心を高めます。インターネットの利用促進も図ります。

(6)図書館を憩いの場所にする利用の仕方もあります。和室やおしゃべりのできるコーナー、テレビを見たり、お茶を飲んだり、囲碁や将棋の対戦をする場所も用意します。また、若い世代との交流を深める機会も作ります。
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by tsuji_bunbun | 2005-08-02 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第3部 図書館サービス 1 子どもへのサービス
1 子どもへのサービス

子どもにとって本はよい友達です。
図書館では司書が子どもたちのために本を選び、
子どもたちがたくさんの本と出合えるように様々な工夫をします。
図書館が身近にあることで、
どんな環境の子どもたちでも平等に本の世界のすばらしさを知り、
自ら学ぶ楽しさ、表現する喜びを体験できます。
図書館は子どものあらゆる可能性を伸ばす手伝いをします。

小さな子どもへのサービスのポイントは次のようなものです。

(1)子どもたちに本の世界のすばらしさを伝えるために児童サービス専門の司書が優れた本や資料を選びます。司書は子どもたちに本の楽しさを伝え、広い世界へ導く仕事をします。

(2)子どものためには絵本を含むさまざまな本、新聞、雑誌、紙芝居などを中心に、子ども用にカセットテープ、CD、ビデオ、DVDといった視聴覚資料を準備します。子どもたちがビデオやCDを見たり、聴いたりできる設備を整えます。

(3)家庭に常に最新の情報機器があるとは限りません。図書館では子どもたちが常に最新の情報収集体験ができるようにします。子どもが自由に情報収集するためにインターネットも子供用に利用制限して提供します。

(4)子どものスペースには必ず司書のデスクを置き、子ども達の本の相手をし、保護者の本の相談を受けます。図書館では、家庭に読書環境を作るため保護者が子どもの読書に興味を持つようなプログラムを開催します。お話を聞くためのコーナーを作り、司書は子どもと本をつなぐために本の読みきかせやブックトークなどの楽しいお話会を催します。お話会以外の時にはボランティアや子どもたちが自由に朗読をして、みんなを楽しませることができます。

(5)子どもが自分にふさわしい本がどこにあるのかが、わかりやすいように書棚の形を考え、本の配置を工夫します。小さな子どもが本を選ぶときは本の表紙で内容を知ることが多いものです。絵本や児童書の書棚はなるべく表紙が見える状態で展示し、子どもが自分で本を選びやすいものにします。絵本や児童書は複本(複数の同じ本)を常時補充できるようにします。

(6)子どもにまちの歴史や文化を伝えるための地域資料や情報交換コーナーを作ります。

(7)小さな子ども連れも周囲に気兼ねなく図書館を利用できるように、子どもコーナーやセミオープンなテラスを作ります。また、子どもが表現する場を作ることも大切です。朗読したり、歌ったり、踊ったり、絵を描いたりできるようなコーナーも作ります。

(8)図書館へ行く時間がない、図書館へ一人で行くことができない子どもたちのために、移動図書館車が学校や地域の公共施設で図書サービスを行います。

(9)地域在住の外国のこどものために多言語資料のサービスをおこないます。

(10)学校図書館に専任の司書や司書教諭が配置され、学校図書館の資料が充実されるまで、市民図書館で子どもたちの「知りたい要求」に答えられるよう、調査や学習のためのレファレンスを行います。子どもの頃から学ぶ力をつけるために学校や教員とも連携し、集団や個人を対象として利用教育を行います。

ヤングアダルトサービス(10代の子ども)
10代の子ども達(主に中高生)は本という抽象の世界、精神的世界を一番必要としている年代ですが、生活パターンや思春期特有の精神状態から図書館を利用することが少ない年代になってしまいます。特に音楽や映像、スポーツなどこの年代に関心の高い情報提供を手がかりにして、AVコーナー周辺にヤングアダルト向けのサービス機能を配置します。この時期を過ぎると就職や進学のために、まちを出ていく子どもたちも多いようです。私たちは図書館が子どもたちの心のふるさとになるように図書館を子どもと地域をつなぐ場とします。

10代の子ども達のためには次のような図書館サービスを考えています。

(1)「本を手にする」「読む」事に抵抗がないよう、音楽や映像、スポーツなどの資料と雑誌や本を一緒に並べます。

(2)中・高校生は読書傾向に大きな幅があります。ヤングアダルト専門の司書が図書館全体を対象にして本のガイドを勤めます。

(3)子どもたちも利用できる健全な表現活動、情報発信、情報交換の場を作ります。本を読む、勉強するだけでなく、音楽や映像を自由に楽しめるようにします。グループ室や音楽・映像スタジオを設ける事で、活動の場を広げます。AV担当の司書はAV資料や、機器に詳しく、子どもたちの表現要求を助ける働きをします。グループ室や音楽・映像スタジオは一般にも使えるようにし、交流のきっかけとします。

(4)中高生が利用しやすい情報提供の方法、たとえばHPなどを使った本の紹介やリクエスト受付、読書相談の受付、レファレンスなど図書館へ行かなくても図書情報や図書館サービスを受けられるようなヤングアダルト向けのシステムを作ります。

(5)10代の子ども達が自由に集う場所として図書館は重要な役目を果たします。図書館を一人でも、友達とでも気軽に立ち寄れるような場所として利用できるようにします。

(6)図書館に訪れる多様な年代の人びとと10代の子どもたちが自然な形で交流できるような場と機会を作るよう心がけます。
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by tsuji_bunbun | 2005-07-27 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第2部 図書館のしごと  2 図書館のかたち ③図書館の種類(移動書館車)
2 図書館のかたち

2)図書館の種類
 移動図書館車  
移動図書館車は図書館に行くことが困難な人たちに図書館サービスを届けます。
すべての人の知る権利を守るという理念のもとに、必要とされる情報を提供します。

①動く図書館
図書館に来ることができない人たちのために、図書館が出かけていきます。一人では図書館に行くことができない子どもたちのコミュニティである幼稚園や保育園、児童センターや高齢者施設、病院、福祉施設、地域図書館の遠隔地などです。

②移動図書館のサービス機能
移動図書館車は本の貸し出しをしたり、リクエストを受け付けたりしながら図書館サービスの窓口としてサービス依頼の受付機能を果たします。読み聞かせや朗読会を開催して本に親しむきっかけつくりをします。高齢者や病人は自ら動くことができないのですから、コミュニティの身近な情報やひとりひとりに必要な情報のリクエストを受けて届けます。

③図書館サービスの出前
移動図書館ですぐに出来るサービスは限られていますが、図書館サービスの窓口として依頼を受付け、中央図書館から迅速なサービスを行います。また、機動力のある図書館としてコミュニティのイベントや講演会などに関連した本を積んで出かけ、図書館サービスのデモンストレーションカーとしても活動します。


▼次回は「第3部 図書館サービス」です…
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by tsuji_bunbun | 2005-07-23 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第2部 図書館のしごと  2 図書館のかたち ②図書館の種類(中央図書館)
2 図書館のかたち

2)図書館の種類
 中央図書館  
中央図書館は先進的な図書館サービス機能を持つ情報センターです。
地域図書館はもちろん、日本中の図書館や教育機関ともネットワークを結び、私たちが必要とする情報を提供します。個人では限界がある情報収集ですが、みんなが力をあわせれば最新で豊富で正確な情報を集めることができるのが図書館なのです。
①大きな図書館
コミュニティの憩いの場、またコミュニティの情報センターとして本と人、人と人をつなぐために必要とされるさまざまな施設を備えます。図書館に行けば「何でもわかる」「誰かいる」「何かが始まる」ような希望のある場所、信頼される場所にします。敷居は低く気兼ねなく入れる、間口は広くさまざまなことができる、奥行きは深く知りたいことがわかるというように、私たちが使いやすい図書館にします。
[図書館資料]
 ・一般書 ・専門書 ・参考資料 ・地域資料 ・行政資料
 ・児童書 ・新聞 ・雑誌 ・視聴覚資料 ・IT情報など
[開架スペース]
 ・学習、創作スペース ・ギャラリー ・視聴覚ホール
 ・野外ステージ ・集会室 ・会議室
 ・回廊美術館や博物館(郷土歴史資料、環境資料、観光資料の展示スペース)
 ・和室 ・スタジオ ・工作室 ・研究室 ・調理実習室 ・朗読スペース
 ・お話の部屋 ・ボランティア室 ・IT放送局 ・IT新聞社 ・グループ室
 ・くつろぎコーナー ・テラス席 ・コーヒーハウス ・ロッカー・印刷、製本室など

②中央図書館のサービス機能
中央図書館は地域図書館で収集された地域情報をもとに私たち一人一人が必要とする情報、私たちのコミュニティに必要な情報を集め、提供します。そして、私たちの要求に従い、私たちが使いやすい形に情報を編集、加工して提供します。また各地域図書館をネットワークし、図書館サービスをバックアップします。本、情報、地域情報の収集、保存、ネットワークは図書館の裏方の仕事です。図書館で働く人たちの研修、最新の機器、十分な資料費や運営資金など充実したバックヤードが私たちの図書館を支えます。

③図書館サービスのかなめ
中央図書館は本と人とあらゆる情報を結ぶ場、またみんなの憩いの場、生涯教育の場です。
中央図書館はコミュニティの図書館全体が私たちのために役立つよう図書館サービス計画を持ち、目標値を掲げて図書館経営を行います。私たちは私たちの図書館を運営するために、図書館政策の決定、審査に関心を持ち、一人一人が責任を持って図書館を支えます。

③図書館の種類(移動図書館車)へつづく…
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by tsuji_bunbun | 2005-07-15 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第2部 図書館のしごと  2 図書館のかたち ①図書館の配置と図書館の種類(地域館)
2 図書館のかたち
私たちが使いやすい図書館にします。

1)図書館の配置
図書館は私たちの暮らしの中に必要です。誰でもいつでも図書館を使うことができるようにコミュニティの生活動線上で利用できるよう配置します。小さな図書館はいつでも行ける場所に、大きな図書館は誰でも行きやすい場所に配置します。

2)図書館の種類
 地域館 
地域館は小学校区レベルのコミュニティの小さな複合施設です。
子供や高齢者でも一人で利用できる生活圏内にあり、誰でも必要とする情報を知ることができる身近な情報センターの機能を果たします。
①小さな複合館
小学校校区ごとのコミュニティで複合館を運営します。図書館だけでなくスポーツや子育てや福祉事業などとボーダーレスな関係で協働します。さまざまな人が集まることで、地域の生活全般が見え、暮らしに密着した図書館運営ができます。

②図書館機能
地域図書館としての重要な機能は本の貸し出しとレファレンスにあります。図書、資料は主にその地域の利用者の生活で必要とされている図書、資料を中心にします。司書は最新の情報機器でさまざまな場所とネットワークすることで地域のよろず相談係りとして、人と本、人と人、人と情報を結びます。地域図書館はコミュニティの情報交換の場として機能します。

③図書館サービスの最前線
地域図書館は中央館の小規模なものと考えられがちです。しかし地域に密着して定点観測をし、今何がおきているのか、何が問題なのか生で感じることのできる図書館の情報収集の最前線と考えます。図書館は本と情報があるだけでなく、人と人をつなぐ場なので、小さくて多機能にすることで、気軽に人が集まりやすい施設にします。地域図書館はコミュニティ自治に「図書館の根を張る」ことを目的とする、私たちの基本となる図書館です。


 ▼②図書館の種類(中央図書館)へつづく…
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by tsuji_bunbun | 2005-07-08 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第1部 私たちの図書館
1 図書館の理念
   私たちの図書館は知識と情報を収集し、心と心をつなぐサービスをします。
               
2 図書館の設置
   私たちは民主主義の砦として図書館を設置し、私たちの知る権利を守ります。

3 図書館の運営
   私たちはコミュニティの自立した住民として図書館運営に関わります。


        
コミュニティを以下のように定義し、
コミュニティー 【community】
居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体。地域社会。
「私たち」は自立した住民として、市町村民、校区民、行政区民、または有志という様々な組織で『図書館』の設置、運営に主体的にかかわるものとします。
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by tsuji_bunbun | 2005-07-02 00:00 | 【welovetheとしょかん】
第2部 図書館のしごと  1 図書館のしごと
1 図書館のしごと
私たちが望む図書館です。

1)図書館は元気の源。
図書館は私たちを元気にします。図書館では本と人が出会い、人と人が出会い、わたしたちの好奇心を刺激します。みんなを前向きで明るい気持ちにする図書館があれば、私たちのまちが元気になります。図書館は人を育て、まちを育てます。図書館は文化の灯をもやす無限のエネルギーとなります。

2)図書館には答えがある。
図書館はあなたの疑問を解決します。
図書館には絵本から専門書まで必要な本をそろえます。図書館は市民の本棚です。誰でも自分の読みたい本を無料で読むことができます。暮らしの中の「なぜ」や「なに」を解決するために必要な本を探すことができ、図書館にない本は他の図書館から借りられます。

3)未来の羅針盤。
「考える」ための図書館です。
自立した市民のための図書館です。図書館の本は古い本から新しい本まで時代を積み重ねるように集めます。また、図書館の本はあらゆる分野にわたり、色々な切り口で選びます。このようにして集められた本がある図書館は自分の考えを持つための知識のものさしです。様々な本があることで私たちは過去から学ぶことができ、新しい世界を創造するためのアイデアを得ます。
 
4)みんなのオアシスです。
わたしのための椅子があります。
図書館は自由に使えます。一人でも仲間と一緒でも利用できます。本を読む、文章を書く、調べ物をする、おしゃべりをする、音楽を聴く、絵を書く、演奏する、料理を作る、踊る、会議をする、映画を見るなどいろいろなことができます。また、憩いの場やくつろぎの場としても利用できます。図書館はみんなのオアシスとして、いつも温かく気持ちの良い場所です。

5)まちの掲示板です。
図書館はまちの情報センターです。
図書館は「まちの情報センター」です。図書館に行けば、まちの小さな話題から世界の情勢まで何でもわかります。図書館は新鮮で豊富な情報を集めるために、情報と知識の窓口として日本だけでなく、世界中の図書館とネットワークを結びます。今「何が起こっているのか」という情報、「どうすればよいのか」という情報、私たちは自分たちの住むまちから世界中のあらゆる情報を使うことができます。

6)私たちの秘書です。
図書館には司書がいます。
仕事や生活には新鮮で確かな情報が必要です。司書は情報収集の専門家として新鮮で信頼性の高い情報を幅広く収集し、整理して保存します。そして、私たちが情報を必要とするときには、情報を探す手伝いをしてくれます。司書には守秘義務があり、あなたのプライバシーは守られます。図書館は私たちの秘書です。

図書館は最新の情報を収集することで機能します。私たちの図書館はいつも充分な予算
と人材を得てサービス計画の目標を達成しながら、発展し続けます。

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by tsuji_bunbun | 2005-07-02 00:00 | 【welovetheとしょかん】



Mayoto Staudy の時間です。見学や研究でマヨトを具体的に考えていきましょう!
by tsuji_bunbun
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