図書館マーケティング 13  「市民の力」              
参考資料 日経新聞「けいざい楽校」世界トップが集うダボス会議

「市民の力」
 世界の企業経営者らが集まるダボス会議(世界経済フォーラム年次総会=71年から経営者や学者など2000人ほどが集まり、世界経済を論じている会議)の今年のテーマは「移行する力の均衝点」だという。かつては政府が市民に政策を押し付けたが、今や市民が政府に政策の実行を迫る時代になった。世界を変える力の均衝点が移り変わっているという兆候だとシュワブ会長は語る。
それは情報公開の力だ。情報が公開されることが大前提になった。またそれがインターネットで公開されるのだから、市民は家に居ながら様々な情報を手軽に手に入れて、見比べることが出来るようになった。市民は知りたい情報を知る権利を持ち、行政は市民に分かりやすく説明しなければならなくなった(アカウンタビリティ)。ということは、いい加減な政治や行政、企業経営ができなくなるということ。隅々まで、きちんと説明しなければならなくってきた。それは日々、身をもって感じていたことだが「ダボス会議」の主題で論じられるような世界の潮流になっているとは思わなかったので驚いた。
そういえば、慶応大学大学院教授上山信一さんの著書『政策連携の時代』日本評論社 でも、これからは市民が困っている問題をネットで発信すれば、大学の先生や企業などの専門家が問題解決を手伝ってくれたり、新しい事業を作り出せるような時代になると書いている。アメリカでは、もうすでにそんな事例がたくさんあり、一人の主婦が町おこしに水族館を作ろうと提案し、駅舎を改築したり商店街を作り直して町を発展させた話を読んだことがある。もうすっかり市民の時代になっているらしい。日野市の市政図書室では行政資料を利用して『総合計画』を作った市民がいると聞いた。市民にも情報があれば、政策提言が出来る。もともと職員や担当者だってただの素人、情報さえあれば政策提言はやろうと思えば誰にでも出来ることかもしれない。
今や市民が政府に政策の実行を迫る時代になった。情報化時代の市民の力、恐るべし。しかし、これからが民主主義の本番だ。図書館は世界を変える力のバランスが変わっているのだから、市民が民主主義を支えられりように体制を整え、時代にみあう図書館運営の戦略を整える必要があるのではないだろうか。市民の力の源は、なんと言っても「情報」なのだ。それしかないのだから。
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by tsuji_bunbun | 2007-03-02 00:00 | mayoto study
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