図書館マーケティング 7  「トップランナー」
参考資料 「NGN」日経新聞2007・1・1

「トップランナー」
 次世代通信網NGNは高速大容量で品質保証の付いた安全性の高いネットワークだ。サービス開始は07年、10年には普及するだろうといわれている。NGNが普及すればネットワーク端末でテレビを見たり、自動翻訳のついたテレビ電話をかけたり、自動配信されるニュースを読んだり、携帯電話から家の家電製品をコントロールしたりできるようになる。テレビを見ながら買い物したり、出版物を受信して買うようになるかもしれない。
 なんということだ。すぐそこにこんな世界が生まれようとしているなんて。格差社会はここにも生まれようとしている。情報格差は年代、収入から生まれそうだが、民間と行政にも情報格差が生まれるのではないかと懸念する。私は図書館はコミュニティの情報センターとして最先端の情報機器を揃え、いつでも誰でも使えるようにすることで住民の情報格差を補うものだと考える。しかし、現実は全く違う。図書館の情報機器や設備は一般家庭より完全に古い。NGNへの対応を予算化して待ち構えているような図書館がいくつあるだろうか、ITの進歩はこれだけにとどまらず、あらゆるものが日進月歩しているというのに。
進歩を阻む原因がどこにあるのか考えてみた。原因は図書館の奥の奥、市役所の予算書の中にありそうだ。行政の予算にITの進歩の文字がないのである。市役所はいまだ有線LANで、一人に一台配られたPCはもうすっかり型が遅れ、インターネットの使えるPCは各部に1台限り。故障しても容量不足でも、1台は1台。財政難だから、ほしがりません勝つまでは・・・ではないでしょうね、まさか。役所のIT環境がこの程度なのに、図書館だけがコミュニティの情報トップランナーになれるなんてありえない。周回遅れのトップランナーなんて、笑い話にもならないね。ITはテレビほど普及していないし、普及しないだろう。お年寄りや子どもや低所得であるが故に情報にたどり着けない情報難民はすぐそこまでやってきている。
図書館が情報を提供すると宣言するのなら、覚悟が必要。でもその覚悟は図書館がするんじゃない。情報はこれからどんどん有料化されていく。図書館に行けば最新の機器でいつでもだれでも情報を集めることが出来ることを保証する、議会や行政や市民が「予算」をつけて情報格差をなくすという決心と覚悟だ。
目指せ、トップランナー。図書館よ永遠なれ!
[PR]
by tsuji_bunbun | 2007-02-03 00:00 | mayoto study
<< 図書館マーケティング 8 [天の水」 図書館マーケティング 6「見猿... >>



Mayoto Staudy の時間です。見学や研究でマヨトを具体的に考えていきましょう!
by tsuji_bunbun
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
【Read me first】
【目次】
【本文】
【welovetheとしょかん】
   └--<INDEX>
【コメントはこちらから】
「真夜中の図書館」メイキング
mayoto study
以前の記事
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 02月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
最新のトラックバック
メール一斉送信CGI @..
from 情報販売のインフォカート・・..
公立 学校の最新情報
from 学校へのススメ
図書館
from 写真サーバ現像室 for P..
図書館の運営、管理
from 一語で検索
フォロー中のブログ
「真夜中の図書館」
【オススメ】
「としょかん発見塾」図書館について楽しく学習する市民グループ。
「ぶっくくらぶ」糸島の図書館作りを応援する会
「新現役の会」
団塊世代を考える!
「いとぐら」いとしま地域のポータルサイト

= = [お知らせ] = =
キャンドルナイトinいとしま(6/15)のリポートはこちらから⇒≫クリック≪
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧